2012年01月21日(土)

門徒もの知らずと他力本願 [気まぐれ通信]

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みなさんこんにちは^^

石材部長の石元です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 さて突然ですが皆さん「門徒もの知らず」という言葉を聞かれた事は御座いませんか?しらないねえと言われる方も多いかと思いますがこれは浄土真宗の門徒(檀家)さんがちょくちょく言われる言葉なので浄土真宗以外の方には馴染みの無い言葉かもしれませんね!

 それは浄土真宗は他宗派に比べてお盆やお彼岸時に特別にお飾りをしなくて良いとか、仏事で何をするにも簡単で何も特別な事はしなくて良いという解釈から言われるようになった言葉のようです。
 ところが本来浄土真宗で言われていたのは「門徒物忌み知らず」(モントモノイミシラズ)が正しいようです。この中の「物忌み」とは迷信や風潮の事で浄土真宗の門徒さんは迷信や風潮に惑わされず阿弥陀様一仏を信じお念仏を唱えれば良いですよという解釈が本来教えられて来た言葉のようですね。
なので決して門徒は何も知らない「物意味知らず」でも「物知らず」でもありません。

 又、意味を違って解釈される言葉は良くあるかと思いますが浄土真宗関連でいいますと「他力本願」という言葉がございます。
 これは浄土真宗に於いて最も重要な言葉の一つになるかと思うのですが簡単に言いますと「他力(阿弥陀仏)の本願」を意味する仏語。他力とは阿弥陀様の力のはたらき、本願とは阿弥陀様の願いのことで自らの修行の功徳によって悟りを得るのでなく、阿弥陀仏の本願によって救済されること。なので「他人のふんどしで相撲を取る」的な他人任せの意味ではないという事なのです。(詳しくはWikiなどでお調べ下さい)

 何人の方がこれを読んでへぇ〜と思われたでしょうか?
ほかにもたくさん思い違いや間違って覚えていた諺なんてたくさんあるかと思いますのでたまには諺の勉強も良いかもしれませんね^^


Posted at 08時46分

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