石元石材工業株式会社

２０２４年７月２１日
　ひよどり台教会納骨堂の竣工式が晴天の下、執り行われました。

大勢の信徒様にご参加いただき、式はオルガン演奏から始まり、厳かにまた賑やかに盛大に行われました。

弊社へ大嶋牧師様よりありがたく、感謝状と記念品を賜りました。誠にありがとうございました。

皆様と記念に

本日は最終工程の扉の設置です。

無事、扉の据え付けも完了し、その他、付属品の設置も完了いたしました。
扉に嵌め込まれたステンドグラスは前にもご紹介致しましたように室内が暗くガラスの後ろからの採光が取れないためにガラスの背面に鏡を設置し光の反射によってステンドグラスが映えるように考えられた仕様となっています。通常よりかは少し落ち着きのある色合いになっております。正面から太陽が当たると思われます午前中が綺麗になるでしょうね。

工事最終にお立会いいただきましたお施主様の記念に

本日の作業は屋根と玉垣の据え付けを致します。
まず屋根の縁石を据え付けてから屋根板を設置致します。

採光用の穴にフレームを取り付け、内部にステンドガラスを取り付けました。

中からはこんな感じです。凄く綺麗ですね。

正面のレリーフ部分と十字架の設置が出来ました。

玉垣の設置です。

いよいよ明日は扉の設置です。扉が付くとほとんど完成です。

本日は悪天候でしたがお昼前から回復すると言う天気予報を信じて現場入りしました。
予報通り10:30頃には回復してきました。作業が出来そうです。
今日はフロアの石貼りを致します。水捌けのための傾斜を複雑に取っているため据え付けがとても困難です。デザイン設計した私の責任ですね、申し訳ないです。

反対側です。
一枚一枚調整をしながら貼り付けて行きます。又、私のチェックに引っ掛かり最初の部分を据え直しという事もありましたが職人さんも直ぐに対応してくれますので安心です。

後ろ側です。

前面の階段部分も据え付け、かなり全体像が見えてきましたね。
本日の作業はここまでです。
明日は屋根部分の据え付けを予定しています。
次回の更新をお楽しみに。

本日の工事は納骨棚の据え付けの続きと排水管の設置と地覆の据え付けです。納骨棚を一段づつ重ねていきます。内部は思ってた以上に広さがありゆったりとした広さがございます。
１段目の状態から６段目の据え付け完了までです。

排水管の設置をしております。仕上げは全面、石張りなので排水の心配は無いようですが舞台フロアに水が溜まらないように傾斜を取り排水溝から水を流す仕組みにしており、その排水溝の水を外に逃がす為の造作工事です。
またこのパイプは透水管で周りの水もパイプに浸みこみますので地中から湧き出る水も排水位置へ誘導出来るるように考えております。

地覆の設置です。
この溝状になる部分で水を集めて穴から水を排水します。
現状は溝になっておりませんので判りにくいですが仕上がりでは穴が開いている部分の面が溝の底になります

今週の工事は以上です。
来週は仕上げに向けてラストスパートです。
現状、雨の影響を受けずに進んでおります。何とか最後まで雨に降られずに仕上げたいです。

昨日の引き続き壁面の据え付けと内部棚の据え付けです。

大体三方の壁面の据え付けが出来てきました。

ここからは棚の部分です。

納骨堂内部から壁面の石の据え付け工事です

少しづつ形が出来上がってきますと嬉しくなってきますね。

２回目の基礎が完成しました

納骨堂の骨組みとなりますステンレスフレームの据え付けです

工場で寸法通りに組み上げられたフレームを少しづつ移動しながら搬入し、据え付け完了です。ミリ単位の誤差を調整しながらの作業なので、この作業のみで１日かかりました。

基礎工事の最終です。
コンクリートを流し込んでいきます。

ミキサー車から搬入

バイブレーターを使ってコンクリートをシェイクして空気を抜いていきます。

高さの調整をしながら鏝で仕上げていきます。

基礎の完成です。
この後、養生をして乾燥するまで暫く日にちを開けます。
この後は、いよいよ本体の設置です。
ステンレス製の躯体を据え付けて石貼りの施工へと進んでまいります。

今度の基礎は厚みがある為、鉄筋も２段式で組んでいきます。

納骨堂の基礎コンクリート用の型枠を作成していきます。
慎重に外からの位置と高さを確認しながら位置決めを行います。

ここで起工式の際に埋めていただいておりました聖書をより深い位置に埋め戻させていただきました。

位置決め完了で聖書もセンターに戻せました。
次は納骨所内に作ります埋葬場所（カロート)の位置決めをし、型枠を設置いたしました。

今度の基礎は厚みがある為、鉄筋も２段式にて組んでいきます。

型枠の設置が完了です。
中の２つの箱は納骨所となる部分です。土に還る場所として
ここにはコンクリートを打ちません。

今週は舞台工事を進めてまいります。
まず、階段を含めた大外の枠取りになる延石の据え付けです。

今回の納骨堂の躯体が寸法に融通が利かないステンレスとなる為ミリ単位の調整が必要となる為、常に平行(レベル)に注意しながらの据え付けとなります。

器械を使用してのレベル測定を常にしながらの作業です。

大外の枠組みが据え付け完了です。
この後は納骨堂本体を据え付ける為の2回目の基礎打ち用の
型枠設置です。

本日は納骨堂の正面上部に取り付けますレリーフ彫刻の部分をご紹介いたします。こちらもステンドグラスと同じく葡萄の模様を施しております。まずは葡萄柄の図案を選定し彫刻用に修正をかけていきます。

彫刻の様子です。まずは位置決めをしてから荒彫りを行います。立体的に見えるように彫って行くのですが葉っぱの(うねり)や細い蔓の表現、葡萄の粒粒感を目の粗めの石に施すのは非常に難しいようです。通常は彫刻のしやすい目の細かい石材をその部分だけ変更することが多いのですが今回は全体の仕上がりの雰囲気を考えて、あえて同石種にて対応いたしました。

全体のバランスや出来上がりをイメージして彫刻の仕上がりを考えながら再度仕上げ彫刻に進んでいきます。写真では右側部分が荒彫りの状態で左側が仕上げが出来上がった状態です。かなりはっきり、くっきりとしたかと思います。一枚の図案から立体的な彫刻を行える職人さんの技術はすごいですね。
ちなみに真ん中の窪みには十字架がはめ込まれる予定です。

本日納骨堂に使用いたしますステンドグラスが入荷いたしました。納骨堂の天窓と正面扉に設置予定のものです。教会に縁の深い葡萄をあしらったフルオーダーでの作成です。天窓は採光が取れるので透過性のある普通の作りですが扉に設置する分は外から見るようになり暗い室内からの採光は取れないのでガラスの後ろに鏡を取り付け正面からの光を反射してガラスの色を見せる特別仕様のものを作成してもらいました。当社でも初めての製作依頼なので心配がありましたがとても綺麗に仕上がっております。取り付けがとても楽しみです。