2018年01月15日(月)

奈良公園と私の今昔 [気まぐれ通信]

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大仏殿前参道にて

 昭和30年代半ば過ぎ、両親と母方の両親(祖父母)らと一緒に奈良公園を訪ねた古い小さなモノクロ写真と、その時に買ってもらったお土産の記憶が私にはあります。

 平成の世も30年を迎えたお正月休み、二女の息子(私にとって二人目の孫)も一歳二か月を過ぎ、よちよち歩きを始めたことで、奈良公園へ行こうと二女家族を誘い出しました。

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 この間、五十数年の歳月が流れ、観光客から鹿せんべいを貰う鹿たちは変わらぬものの、アジアや欧米からの多くの観光客からも食べさせて貰えると当時の鹿たちは果たして想像していたでしょうか(笑)。

 個人的にはこのような光景が今後も長く続いて欲しいと願う中、孫を後ろから抱きかかえながら、鹿せんべいを小さな手に添えて鹿に与えているところを、二女が反対側からスマホで撮っていました。

 その写真や動画は、日々の孫の様子を娘たちが撮り溜め、インターネットにアップしている共有アルバムで見ることが出来るのですが、鹿せんべいを自分の口に入れようとする孫の手から、あっと言う間もなく鹿が食べる様子が映っており、当事者も気づかなかった場面も、見たい時にすぐに見られる、記憶も記録で残せる、そんな世の中へ変化しています。

 

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 さてその昔、私がお土産で買ってもらったのは、その色も思い出せないビニール製の鹿の玩具でしたが、孫に買ってあげたそれは哀れにもペシャンコになった姿までアップされており、「おいおい新年早々、不良品を買ってしまってたんか?」とコメントを書き込むと、「遊んでいるうちに自然に空気が抜けただけ・・・」というリプライ。

 

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若草山でライオンキング

 幼児の頃の記憶など、ほぼ断片的にしか残っていない私と生後〇か月の自身をいつでも取り出せるであろう孫たちの世代とのギャップを羨ましくも思いつつ、これからも楽しい思い出を残してあげたいものです。

   営業 和田 昇

Posted at 15時43分

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